銀座のクラブでヘルプにノルマはあるの?
銀座のクラブはノルマがキツそう…。
銀座のクラブに対する一般的なイメージはこんな感じかもしれません。でも実は銀座のクラブのノルマというのは六本木のクラブや歌舞伎町のキャバクラなどと比較すると「楽」という事実は案外知られていません。
今回は銀座のクラブにおけるノルマについて六本木のクラブや歌舞伎町のキャバクラなどと比較しながら説明してみます。
銀座のクラブでは基本的に同伴ノルマだけ?
銀座の会員制の高級クラブでは売上ノルマは原則としてありません。というのも「永久指名」というシステム(お客様が一度指名するとそのお店では一生その女性のお客様)のため簡単に自分の売上を作るということができないからです。
売上がない女性は「ヘルプ」という立場でママや係の女性のテーブルにつくことになりますが、この段階で売上を要求されることはありません。
自分のお客様がいないのに売上なんて立てることはできないですよね?
それは当たり前のことで銀座のクラブでは売上のノルマはヘルプの女性にはつきません。
「打ち込み」と言って「自分はこれくらいのお客様を呼べて売上を出せるので日給を多く欲しい」という契約をした場合は別ですがお客様がいない場合にそんな契約をする女性はいません。
ですので歌舞伎町のキャバクラのように給率が何%以上になると時給が下がるとかバックがなくなるということもありません。
課せられるノルマはいわゆる「同伴ノルマ」です。
同伴ノルマは店舗により多少違いますが、月に4〜5回、お客様と同伴で出勤するノルマになります。(お店によって強制日があったりなかったりします)
またイベントノルマもありますが、これは各イベント行事の際に課せられるノルマです。
とはいえヘルプの場合クリスマスイベントや周年イベントの際にお客様と同伴しなければいけないというノルマになるだけですので結局は同伴ノルマです。
しかもキャバクラが長かったりすると誤解の元になりますが、同伴はママや係(売上)の女性でもOKです。自分のお客様である必要は全くありません。
永久指名でなかなか自分のお客様をつかめないのが銀座のクラブですのでこのような配慮があります。
これに対して歌舞伎町のキャバクラなどのノルマは過酷です。
給率ノルマがある場合、自分のお給料以上に売上を出さないとバックがなくなってしまったり、時給が下がる可能性があります。
銀座の場合同伴ノルマがこなせない場合だけペナルティはありますが、実際のところはママや係の女性と仲良くなっていれば常連のお客様の同伴を回してもらえるので問題なくクリアできます。
この仕組みがあるので銀座のクラブでは何年も同じお店で長く働く女性が多いです。
売掛とか枕営業なんて都市伝説?
銀座を知らないと「売掛を払えないと風俗で働いて返す羽目になる」などという都市伝説のような誤解もありますが、ご安心ください、今時売掛などするお客様もホステスもほぼいません。
基本的にクレジットカード払いが中心になりますので売掛が払えなくて困るなどというのは昔話になっています。
同様に「枕営業」という言葉もそうです。
変な噂には惑わされないようにしましょう。