銀座クラブではNG発言に気をつける
「自分でお店の面接に行ってきたけど落ちてしまった」という女性が時々来られます。
お話を伺っていると「出勤が週4以上が必須のお店なのに週2希望と言ったら落ちる」、「終電あがりはさせないお店で終電あがり希望を出したら落ちる」などとそのお店の特徴を知らないで面接に行って落ちてしまったという話をよく聞きます。
このように「そのお店がどういう女性を必要としているのか?」を知らないで面接に行く店舗があればあるほど面接に行けるお店の数が減ってしまうのでマイナスです。
今日は我々の企業秘密の一つでも「銀座クラブの面接で言わなくていいこと」について解説します。
NG発言その1「やる気を疑われる発言」
この場合の「やる気」というのは「働く意欲がどのくらいあるか?」という意味で捉えてくれればOKです。
例えば以下のような発言です。
「学校(昼職)があるので週1〜2日くらいの出勤を希望します」
面接に落ちた後で話を聞くと「週3日なら多分出れるけど、わざと少なめに言った」というようなケースがあります。
少し多めに言えば良かったのにと指摘すると「多めに週4日とか言って4日出勤できなかったらお店に怒られると思った」と反論される場合があります。
しかしそもそも出勤が少なすぎて不採用になってしまっては意味がありません。
面接で週1日2日の出勤を主張すると銀座のクラブでは採用は出しません(一部お客様を多数持っていたり、ルックスなどのレベルがとても高い場合を除く)。
週3日、できれば4日以上欲しいというのがお店の要望です。
高級クラブは会員制で決まったお客様(常連客)しか来店されません。ですので入店した女性はまずヘルプとして常連のお客様に気に入っていただいて、そのお客様が来店した際には場内指名という制度こそないですが席に呼んでもらえるようになる必要があります。
週1日2日の出勤だとそもそも常連のお客様に顔を覚えてもらえない、だから在籍させる意味がないというのがお店の主張です。
ママや他の女性陣との関係にも言えます。個人プレーが主体のキャバクラと違いクラブではグループ接客になりますので女性同士がある程度気心の知れた関係になって「お互いの接客スタイルや行動を予想できる」ようになる必要があります。
出勤が少ない場合お互いのことを理解することができませんのでマイナスです。
とネガティブなことばかり言いましたが面接の時点で出勤日数を過少申告してもプラスになることはありませんので気をつけましょう。
NG発言その2「お酒を飲めないと思われる発言」
「お酒は弱い(あるいは飲めない)です」も銀座クラブだけではなくこの業界全体でNGとなる発言です。
ナイトワーク「お酒と女の子が商品です」という言い方をよくします。お店の重要な要素の一つが欠けると採用が出にくいことを理解していただきたいところです。
「大丈夫と言ってたくさん飲まされたら困る」と思って本当はお酒が飲めるのに弱いと言ってしまうことがよくあります。
すると面接する側が「この子働く気あるのかな?」と思ってしまいます。
銀座の高級クラブの場合は、お客様を持っていない女性は「ヘルプ」としてママの席や係(売上の女性)の席にお手伝いとして入ります。
ヘルプでついたテーブルでボトルのワインやシャンパンなどが入った場合にはヘルプでついている女性同士で協力してボトルを空ける必要があります。
この時自分だけ飲めませんと飲むのを拒否するのはせっかくボトルを入れてくれたお客様に失礼ですのでまずいです。
お酒が弱い女性も銀座では多数働いていますが、せめて乾杯のワインやシャンパン一杯くらいはきちんとグラスを空にするのがマナーです。
乾杯のワインやシャンパンも飲めないという場合はどうすればいいでしょうか?
残念ながら「クラブ」ではそれは採用条件に合わないことになるのでノンアルコール対応もしてくれるキャバクラやラウンジを探すことをオススメします。