実は「持ち客」は関係ない?
「銀座のクラブで働いてみたいのですが、お客様を持っていないと採用されないと他の業者で言われたのですが…」」
このような感じで相談にくる女性が時々いらっしゃいます。
確かにお店も面接で不採用になった際に「お客様を持っていないと厳しいね」的なことを言うことが実際あります。
ところが先にこういう言葉は「建前の断り文句」に過ぎないということを知っておいた方がいいと思います。
実際「銀座に呼べるお客様がいる」という女性をご案内しても結局不採用になってしまうこともよくあります。
「お客様を持っていないと採用が出ない」というのなら、お客様を持っているのに採用されないというのは変な話になってしまいます。
「銀座=プロが活躍する街」というイメージがありますので「お客様を持ってないと採用が出ない」と言われると何となく納得してしまいがちです。しかし根拠なく何となく納得してしまうことに対しては「本当なの?」と疑ってみることも重要です。
根拠のない噂を真実であると錯覚してしまうことの多いナイトワーク業界ですので今日は疑ってみたいと思います。
実は「ルックス>売上」です
銀座の超一流と言われる高級クラブの採用担当者と打ち合わせなどをすることがよくありますが、採用担当者に採用の際に最も重視するものは何ですか?的に聞いてみると大抵は次のような回答が返ってきます。
「最も重視するのはルックスです。売上は考慮しません」
これが現実です。
実際に面接に来られた女性にこの話をすると「他の業者に案内してもらった時には『銀座は売上がないと採用しない』って言われたんですけど」と言われることもあります。
ですが次のようなことを言われると納得できませんか?
先ほどの超有名クラブで実際に言われてことです。
「ウチは何十年も営業して店のお客様がたくさんいます。新人の売上なんてアテにしません」
確かにそうだと思いませんか?
何十年銀座で営業している老舗の超一流店であれば、長い年月の間に常連のお客様が多数います。
新人の女性の売上なんてアテにしていないのが現実です。
それよりも今挙げたような各界のVIPのお客様に気に入っていただける若くてキレイな女性を採用したいと思うのが当然のことです。
ルックス重視ということです。
我々は面接を案内する際に責任を伴いますし、仮に採用基準に遠く及ばない女性ばかりを案内していればお店との信頼関係が壊れます。
もし「売上を重視している」のに「売上はないけどルックスの良い女性」した場合には、お店の要求に合わない女性ばかり案内してしまうことになるのでお店との信頼関係が壊れます。
我々のビジネスに大きなマイナスですので根拠のあることを言っていると理解していただければと思います。
まとめ
銀座の高級クラブが実は「若さ」や「ルックス」を重視するということは驚きだったかもしれませんがこれが現実です。
もちろん売上や持ち客の有無は採用後の日給を設定する際などには大きな影響を与えますが、採用そのものにはほぼ影響がないということをご理解いただければと思います。
次回の記事ではこの事実を元に銀座の高級クラブで採用を取るには必要なことを考えてみたいと思います。